ソバニイルカラ

小さなカトリック信徒のブログ

シラ27・30-28・7 弱い人間にすぎない者が、憤りを抱き続けるならば、いったいだれが彼の罪を赦すことができようか。

シラ27・30-28・7

弱い人間にすぎない者が、憤りを抱き続けるならば、いったいだれが彼の罪を赦すことができようか。

シラ書

27・30憤りと怒り、これはひどく忌まわしい。
罪人にはこの両方が付きまとう。

28・1復讐する者は、主から復讐を受ける。
主はその罪を決して忘れることはない。

2隣人から受けた不正を赦せ。
そうすれば、願い求めるとき、お前の罪は赦される。

3人が互いに怒りを抱き合っていながら、
どうして主からいやしを期待できようか。

4自分と同じ人間に憐れみをかけずにいて、
どうして自分の罪の赦しを願いえようか。

5弱い人間にすぎない者が、憤りを抱き続けるならば、
いったいだれが彼の罪を赦すことができようか。

6自分の最期に心を致し、敵意を捨てよ。
滅びゆく定めと死とを思い、掟を守れ。

7掟を忘れず、隣人に対して怒りを抱くな。
いと高き方の契約を忘れず、他人のおちどには寛容であれ。