ソバニイルカラ

小さなカトリック信徒のブログ

①コリント8・1b-7、11-13 知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げます。

マリアの御名の日

福者アンジェリス司祭と殉教者たちの記念日

①コリント8・1b-7、11-13

知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げます。

使徒パウロのコリントの教会への手紙

皆さん、8・1b知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げます。

2自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。3しかし、神を愛する人がいれば、その人は神に知られているのです。

4そこで、偶像に供えられた肉を食べることについてですが、世の中に偶像の神などはなく、また、唯一の神以外にいかなる神もいないことを、わたしたちは知っています。

5現に多くの神々、多くの主がいると思われているように、たとえ天や地に神々と呼ばれるものがいても、6わたしたちにとっては、唯一の神、父である神がおられ、万物はこの神から出、わたしたちはこの神へ帰って行くのです。

また、唯一の主、イエス・キリストがおられ、万物はこの主によって存在し、わたしたちもこの主によって存在しているのです。

7しかし、この知識がだれにでもあるわけではありません。

ある人たちは、今までの偶像になじんできた習慣にとらわれて、肉を食べる際に、それが偶像に供えられた肉だということが念頭から去らず、良心が弱いために汚されるのです。

11そうなると、あなたの知識によって、弱い人が滅びてしまいます。その兄弟のためにもキリストが死んでくださったのです。

12このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を傷つけるのは、キリストに対して罪を犯すことなのです。

13それだから、食物のことがわたしの兄弟をつまずかせるくらいなら、兄弟をつまずかせないために、わたしは今後決して肉を口にしません。