昨日、通勤中に、かわいいワンちゃんが散歩をしていました。そのとき、そのワンちゃんに人間の魂が転生して入っているのを感じて、思わず振り返ってしまいました。そしてこれは初めての感覚でした。別に見えたわけでは無いのですが、ワンちゃんの中にいっしょにいるのです。共存？してるのでしょうか。
そこで今朝はとても有名なアッシジの聖フランチェスコの狼への説教を思い出しました。12世紀にイタリアのグッピオという町で本当にあったと伝わる聖フランチェスコのお話です。寒い冬にお腹を減らした狼が家畜を狙ったり、出没して人を怖がらせていたのですが、襲いかかろうとしたその狼に、聖フランチェスコはお説教をして、凶暴な狼が町の人々と和解し仲良くなるという話です。
にわかに信じがたいと思うでしょう。でも自分には昨日の出会いがあるので、本当の話だったのだと信じられるのです。後世の絵画の中にはその回心した狼の頭に光輪がついている絵もあります。その他にも聖フランチェスコは小鳥や他の動物にもお説教をしていたという話も有名です。
