ソバニイルカラ

小さなカトリック信徒のブログ

ヘブライ2・5-12 イエスが、死の苦しみのゆえに、「栄光と栄誉の冠を授けられた」のを見ています。

ヘブライ人への手紙

5神は、わたしたちが語っている来るべき世界を、天使たちに従わせるようなことはなさらなかったのです。6ある個所で、次のようにはっきり証しされています。
「あなたが心に留められる人間とは、何者なのか。
また、あなたが顧みられる人の子とは、何者なのか。
7あなたは彼を天使たちよりも、
わずかの間、低い者とされたが、
栄光と栄誉の冠を授け、
8すべてのものを、その足の下に従わせられました。」
「すべてのものを彼に従わせられた」と言われている以上、この方に従わないものは何も残っていないはずです。

しかし、わたしたちはいまだに、すべてのものがこの方に従っている様子を見ていません。9ただ、「天使たちよりも、わずかの間、低い者とされた」イエスが、死の苦しみのゆえに、「栄光と栄誉の冠を授けられた」のを見ています。神の恵みによって、すべての人のために死んでくださったのです。

10というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。

11事実、人を聖なる者となさる方も、聖なる者とされる人たちも、すべて一つの源から出ているのです。

それで、イエスは彼らを兄弟と呼ぶことを恥としないで、
12「わたしは、あなたの名をわたしの兄弟たちに知らせ、
集会の中であなたを賛美します」
と言われました。