ソバニイルカラ

小さなカトリック信徒のブログ

11月2日 死者の日の祭日

死者の日の祭日

11世紀初めに定められた。死者のための祈りは、ミサをささげることと同様に、キリスト教のもっとも古い伝統に属しているといわれる。亡くなった人は、罪が浄化され、償いを果たした後に天国に入る。そのために、この世に生きる私たちは、死者の魂がはやく天国に導かれるようにと、祈りによって支えるのである。

パウロ女子修道会(女子パウロ会)より転載

 

死者の日の祭日

カトリック教会の古い教理に「人が死ぬと、その霊魂は肉体から離れます。・・・人には小罪の汚れのある霊魂もあるので、そのような霊魂はそのままの状態では地獄には入りませんが、天国に入ることも許されません。

したがって、その霊魂は煉獄というところへ入ってそこで苦しみによって罪の汚れを清められ、その後天国に入ります。

煉獄の霊魂は積極的に自分を助けることはできませんが、私たちの祈りによってその苦しみが許され、もっと早く天国に入ることができます。

そのためにカトリック信者は、毎日、煉獄で苦しんでいる霊魂のために祈るのです。」と教えていました。

そこから現在でもミサの中で死者のために祈りを捧げていますし、キリスト教の伝統的祈りでもあります。

今日この日は死者の霊魂が、一日も早く天国に迎え入れられますように、心を一つにして祈る特別な日です。

心のともしびより転載